声楽家の呼吸法を参考に!

いつもお世話になっている、音楽家と身体の関係を笑顔にする 音楽家専門の身体ケアスタジオ Merge Labo山本先生のブログで、大いに共感する記事があったので、皆様にもご紹介します。 声楽家とサックスサクソフォン)等、管楽器奏者、それぞれの息の使い方のイメージ、現場で用いられる言葉から分析し、声楽家のイメージの方が理にかなっていることを分かりやすく解説して下さっています。

声楽家の呼吸のイメージ

今回は山本先生のブログ記事をもとに解説しますので、まずはこちら「声楽家と管楽器奏者の”空気の柱”の違い」をご覧ください。大変興味深い記事です。

山本先生は身体面から「声楽家のブレス」の優位性を解説しているのですが、実は音楽面、演奏上からも、声楽家のイメージの方がずっと有効です。ちなみに私、鈴木学の場合、完全に声楽家のイメージで普段サックスを演奏しています。  

詳しくは山本先生のブログを読んでいただきたいのですが、従来の管楽器奏者のブレスイメージだと、先生のおっしゃるとおり、ブレスの力加減が「0% →100% → 0% → 100%」となってしまいます。その結果、奏者の感じるスピード感も「0% →100% → 0% → 100%」となってしまいやすいのです。

そうなると、特にジャズポピュラー系の場合、ある程度一定のスピード感をキープして演奏する「リズムセクション」を相手に演奏するときに、管楽器奏者は「慌てたり急いだり」を繰り返すこととなり、テンポに乗り難くなってしまうのです。

スピード感を整えジャズ演奏を改善!

サックス(サクソフォン)の呼吸法(ブレス)

実は、ジャズ演奏が難しいと感じている人にレッスンする際、スピード感覚を整えることが大きな課題となります。特に吹奏楽経験がある人は、ほぼ例外なく上記のようなブレスイメージが染みついています。そのせいで、せわしなくスピード感が変化してしまい。リズムセクションの演奏とアンサンブルできなくなってしまうのです。

 

この状態を解消するためのヒントが、山本先生のブログ「声楽家と管楽器奏者の”空気の柱”の違い」内にあります。中には「声楽家のブレスイメージ」の話のみをヒントに結果を出せる人もいることでしょう。 とはいえ、長年しみついた癖を変更するのは、かなり難しい作業かもしれません。

 

その場合は是非、 Merge Laboもしくは、当スクールまでお問い合わせください。この部分を改善できると、演奏が激変します!ホントの話ですよ!!