テナーサックスのケースを新調!

テナーサックス、YTS 82Z UL WOF付属の特製サックスケース

私、鈴木学はもうかれこれ15年以上、ヤマハ(YAMAHA)製のテナーサックス(サクソフォン)、YTS-82Zの特注モデル、YTS 82Z UL WOFを愛奏しています。音質の向上のためハイF#キーレス仕様、そしてアンラッカー仕上げとなっています。

このアンラッカーモデル用に付属してきた、特製ケースをずっと気に入って使用していたのですが、本革製のケースの為、持ち手の支持部分が壊れてきて、そろそろ持ち運びに不安を感じるようになってきました。そこで、この度思い切ってケースを新調しました。PROTEC PB-305CT Black テナーサックス用セミハードケースです。

重いけど信頼性が高いサックスケース

プロテックの楽器ケースは一般的に、「便利だけどやや重量が重い」という評価となりがちなようです。確かに、持ち運びの為のケースですから、軽いに越したことはありません。しかし私の場合、軽さよりも安全性を重視します。ちょっとした衝撃に対して、しっかりと楽器を保護してくれるか?ケースの留め金が不意に外れたりしないか?・・そういった楽器を保護する機能を重視したケース選びをしました。

厚手のクッションでサックスが安全!

一般にサックスの形に添った形状のフライトケースセミハードケースの系統のケースの場合、もちろんソフトケースと比べれば比較にならないほど保護性能は高いのですが、比較的薄めの外装、そして最小限の保護材で造られています。軽さ、持ち運びやすさを重視しているのですから、それは当然のことですし、その部分が大切なユーザーにとっては、有益な造りであることは間違いありません。

しかし、それほど持ち歩かない私にとっては、より楽器の保護性能が高いケースがありがたいのです。そう考えると、プロテックのように比較的造りがガッシリしていつつ、たっぷりとクッション材も入っているケースを選ぶことになります。

加えて、プロテックの場合ネック、マウスピースの安全な収納についても、しっかりと配慮されています。

サックス本体以外の収納力!

私にとって、プロテックのケースが豊富な収容スペースを持っていることも、導入の理由となりました。例えば本体ポケットには、何とフルートケース(H足部管サイズも可)が収納できてしまうのです。

しかしながら、たくさん収納できて、しかもケース本体もガッチリしているとなると、持ち運びの際の重さが心配・・。しかし、その点についてもリュックのように背負えるストラップ(別売り)があるので、バッチリ対応できます!

ニーズに合致したサックスケースを!

・・というわけで、私の使用環境では、プロテックのサックスケースがよかろうという事になり、今回導入したのですが、もちろん、サックス演奏愛好家の皆さん一人一人、置かれた環境によって、適切なケースを選ぶのがよろしいかと思います。ケース選びに「絶対的な正解」はありません。

ただ、自分の使用環境に合わないケースを使用していると、宜しくない事態になる可能性もあります。例えば、ラッシュアワーの電車、バスでの通勤通学の際に、楽器の保護性能が低いケースを使っていたら?自動車のトランクの中でいつも運んでいるのに、楽器はソフトケースに収納とか?どちらも楽器がダメージを受ける可能性が高くなります。怖いですよね。

皆さん、是非、適切なサックスケースを選んで、より快適なサックスライフのお供としてお役立てくださいね!