Q.ボサノバって、どんな音楽ですか?

ボサノバはブラジルのサンバを元に、ジョアン・ジルベルトという人があみ出した音楽です。

 

50年代半ば、リオデジャネイロに住む中産階級の若者達がギターを引きながら軽く歌うスタイルが流行の発信源だと言われています。 トレーニングを積んだ歌手らしい歌手が歌う歌とは一線を画した、『新しい傾向=BOSSA NOVA』を持った歌のスタイルとして、60年代に入ると言語以外の歌詞(英語やイタリア語など)が後付されたりして世界的に流行しました。

 

ボサノバの特徴はリズムにあります。 ボサノバはブラジル生まれの音楽なので、歌詞はもちろんブラジルの公用語であるポルトガル語で歌います。 ギターの奏でるゆったりとしたリズムの上に、ポルトガル語のやさしい響きが加わった、とてもリラックスしたサウンドがその特徴となります。

 

説明するのは大変難しいので、比較的手に入り易い『ゲッツ/ジルベルト』などの名盤を、アルバム単位で聴いてみると良いと思います。


Q.ボサノバ歌手には、どんな人がいますか?

代表的なボサノバ歌手をまず1人挙げるとしたら、ジョアン・ジルベルトです。『ボサノバ』というジャンルを確立した張本人と言われています。 次に、アントニオ・カルロス・ジョビン。『イパネマの娘』をはじめとするボサノバの名曲の殆どを作曲したコンポーザーであり、歌も歌います。

 

女性歌手では、『ボサノバのミューズ(女神)』と言われたナラ・レオンや、現在も活躍中のワンダ・ジ・サージョイスなどが挙げられます。 全員に共通するのは、ブラジル人であり、ギターで弾き語りのスタイルで歌い、それぞれタイプは違いますが、声を張り上げない歌い方をします。ジョアン・ジルベルトに至っては『つぶやいている』と言った方がいいかもしれません。

 

これら歌手の歌を聴いていただければ、ボサノバという音楽がどういった雰囲気のものなのか、お分かりいただけるでしょう。


Q.ポルトガル語に馴染みがないので、英語でボサノバを歌いたいのですが・・

レッスンでは、基本的にはボサノバは原語のポルトガル語で指導させていただいております。 なぜなら、ボサノバのメロディー自体がポルトガル語特有の響きが作りだすリズムから出来ているからなのです。

 

英語の歌詞は、米国で商業的に曲を売り出すために『後付け』されたものにすぎず、できればボサノバ本来の素晴らしさを感じていただくために、原語での指導を目指しております。

 

しかし、いきなり馴染みのない言葉で歌詞を記憶するのは、かなり困難な作業に思われるかもしれません。そこでレッスンでは、カタカナをふった歌詞カードをお渡ししています。ご自身の耳で聞き取り、物まねをするような気分で、ポルトガル語の発音やボサノバ特有のリズムを覚えていくのが最良といえるでしょう。

 

尚、ジャズのスタンダード(英語)をボサノバのリズムで歌うということも曲によっては可能ですのでまたご相談下さい。